ハイサイドライトから自然光が降り注ぐリビング。現しの梁と柱、屋根なりの木の天井が、明るくのびやかな空間のアクセントに
家族の一体感と木の質感
心地よい温かみに満ちた平屋の子育て住宅
Sさんご夫妻は、出産をきっかけに知人に紹介された北海道ハウジングと一緒に家づくりを開始しました。「思い描いていたわが家は、木をふんだんに使った平屋。「町内で好みにぴったりの住まいを建てていた北海道ハウジングなら、その希望を叶えてくれると思いました」と、奥さんは家づくりの始まりを振り返って語ります。
共働きのご夫妻は、家事動線が良く、カラマツ板張りの外壁、ナラの無垢床など木を生かした住まいを希望。「リビングはできる限り広く、個室はコンパクトにすることで、家族の距離が近い住まいにしたいと伝えました」と奥さん。また、Sさんの希望で冬の暮らしの楽しみとして、薪ストーブも補助暖房として採用しました。
2023年春から新居の工事がスタート。建物が形になっていく様子を家族で見守るうちに、マイホームへの愛着も深まっていったといいます。「大工さんが丁寧に日数をかけて外壁を仕上げる様子を見ていた小さな子どもたちも、建築中の住まいを“木の家”と呼んで、完成を心待ちにしていました」。
秋が深まる頃、Sさんご一家の新居が完成。LDKには高い吹き抜けに現しの梁と採光窓、小上がりを設け、薪ストーブを設置。天気のいい日は陽射しが降り注いで心地よいくつろぎ空間になり、家族が自然と集う場所になりました。その和やかな様子がよく見えるキッチンは玄関、水まわりと裏動線でつながり、奥さんの希望に叶う家事のしやすい住まいに仕上がっています。
断熱等級6の性能を備える住まいは、冬は家中が隅々まで暖かく、夏もエアコンは最小限の温度設定で快適です。「旧居時代の寒さや不便さ、光熱費の負担感がすべて解消しました。私たち家族の暮らしにしっくりとなじむオンリーワンのマイホームが実現でき、大満足です」と、Sさんも笑顔で話してくれました。
DATA
■建築データ
構造規模 木造(新在来工法)・平屋建て
延床面積 110.13㎡(約33坪)
<主な外部仕上げ> 屋根/ファイバーグラスシングル、外壁/カラマツ木酢液含侵材板張、建具/玄関ドア:鋼製断熱ドア、窓:樹脂サッシ(トリプルガラス)
<主な内部仕上げ> 床/ナラ無垢フローリング 一部重歩行用クッションフロア、壁・天井/ビニールクロス
<断熱仕様 充填断熱+付加断熱> 基礎/押出法ポリスチレンフォーム(B2)120㎜、壁/高性能グラスウール16㎏210㎜、天井/吹込用ロックウール400㎜、屋根/吹込用グラスウール400㎜
□暖房方式 セントラルヒーティング(床下放熱・パネルヒーター)・薪ストーブ
□冷房方式 エアコン
■工事期間
令和5年6月〜10月(約4ヵ月)

「北海道ハウジングは薪ストーブの採用実例が多かったことも、頼もしく感じていました」とSさん。リビングの薪ストーブ土間は、薪の搬入に便利な出入り口が設けられている

リビングのコンクリート土間には、Sさんが選んだフランス製の薪ストーブ「INVICTA(アンヴィクタ)」を設置。炉壁には木毛セメント板を採用。薪火でシチューやあんこを炊くのが冬の楽しみに

ダイニングはキッチンに横付けし、配膳や片付けをしやすく。右手奥の扉は子ども部屋

ウッドワンのシステムに施主支給の真鍮製ハンドルを組み合わせ、コストコントロールしながら造作風に仕上げたキッチン。通路幅も広く取り作業性の向上も図った

リビングの一角に壁付け本棚、ベンチ収納を造作した小上がりは、子どもたちのお気に入りの居場所。キッチンからよく目が届くので、子どもの昼寝にもちょうどいい

独立型の造作洗面台にはハイサイドライトを設置。タイルや鏡、照明など奥さんが細部にまでこだわり抜いた

寝室への通路を大容量のウォークスルークローゼットに。洗濯・脱衣室と最短の動線でつながり、洗濯家事が便利

玄関土間続きに2WAY動線で、そのまま室内へつながるシューズクロークを設えた

寝室、個室に動線がつながる玄関ホールには、容量たっぷりの壁面収納を造作

Sさんの手で丁寧に積まれた薪が「木の家」の外観としっくりとなじむ

大工の手仕事で仕上げられたカラマツ板張りの外壁が端正な佇まいをつくる外観。屋根付きカーポートで雪対策も万全








